境内

御成玄関(おなりげんかん)

天皇・皇族・藩主専用の玄関。
別名「乙字形玄関」とも呼ばれ、象木鼻・粽・礎盤・円柱の唐様建築。
七宝輪違いを装飾した火頭窓や、島崎藤村の詩で有名な欄間の「葡萄に栗鼠」などの彫刻が美しさを添えている。内部は花崗岩を四半敷とする。
内部の木彫の一部に金箔が施されているが、基本的に素木造で本堂の彫刻が極彩色に塗られているのと対照的である。

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